豊田直之・プロフィール

豊田直之(とよだ なおゆき)

1959年横浜市に生まれる。海洋フォトジャーナリスト。東京水産大学(現・東京海洋大学)水産学部卒。船舶用電子機器メーカーを退職後、伊豆七島・神津島で漁師、ダイビングインストラクターなどを経て、写真家・中村征夫氏に師事。
独立後、海の撮影をメインとしたプロダクション「ティエムオフィス」を設立。同代表。
日本各地の海を精力的に潜り歩いて取材する。最近は海外の海にも積極的に潜り、地球の海のすばらしさを追い求めている。
1996年度のキヤノン販売株式会社のカレンダー撮影を担当し、高い評価を得た。飾らない文体にも定評があり、エッセイなどの仕事も多い。
日本写真協会会員。日本自然科学写真協会会員。鎌倉ペンクラブ会員。
また、最近の傾向として、デジタル一眼レフカメラによる水中撮影を1999年よりはじめ、水中デジタルスチール撮影の第一人者として活躍。2004年には世界の水中カメラマンの日本代表としてパラオ国際水中写真フェスティバルの審査員も務めた。その一方でテレビコマーシャル用の素材として35mm映画用のカメラを用いた水中撮影を行っている。ヤクルトの「いたわり茶」(2003年11月OA)、ロッテの「キシリトールガム+2」(2003年12月OA)、日立の「WOOO」(2004年10月OA)など。使用したカメラはARRIV型、ARRI-435型など。特にARRI-435型における水中撮影の際は、カメラマン・豊田以下、チーフ、セカンド、サードの陸上CF撮影、映画撮影などで活躍している現役撮影助手を加えたチームを結成。それぞれが役割分担して行なっている。この型のカメラを自由自在に操れる水中撮影チームは当チーム以外には日本ではみつからないのが現状である。


■主な著書


「シニアダイビングガイドブック」
(阪急コミュニケーションズ 2004年6月 1890円 書店にて発売中)
本書の概要
いわゆるシニア世代の人たちの間では、やってみたいことのひとつにダイビングがベストテン入りしているという実態がある。しかし、いざはじめてみようと思ってもどうしたらいいのか、またひざや腰などカラダに不安を持っていて始められない。そんな方たちを正しく、しかも安全にダイビングへの道に導くガイド本。耳鼻科や整形外科、内科、眼科の専門家たちにもご協力いただき、カラダのケア法についての内容も充実。イラストや写真でわかりやすく解説されている。


「新装版 ダイビング上達クリニック」
(マリン企画 2004年5月 1680円 書店にて発売中)
本書の概要
ダイバーの間ではバイブルとして読み親しまれている「ダイビング上達クリニック」、「ダイビング上達クリニック2」を合体させて再編集したもの。イラストをさらに多く用い、よりわかりやすい本として再登場。


「ダイワ 新釣魚図鑑」
(ダイワ精工 2003年10月 1260円 釣具店にて発売中、なければ釣具店もしくは当方へ注文することで入手可)
本書の概要
釣りのバイブルとして親しまれた「ダイワ 釣魚図鑑」をさらに進化させた形で豊田がプロデュースしたもの。水中写真を多く用い、水中でのサカナの行動などについても詳しく解説されている。海、川、湖の対象魚161種を収録したもの。内容は充実し、コストパフォーマンスはきわめて高い。


「たくさんのふしぎ ウミウシ」
(福音館書店 2003年8月 700円 書店もしくは当方へ注文することで入手可)
本書の概要
ダイバーたちの間では、ウミウシ通として知れ渡っている中野理枝女史と、色鮮やかな水中写真を提供し続ける豊田直之とのコラボレーション作品。「たくさんのふしぎ」シリーズは小学校中学年を対象としたビジュアル読み物だが、本書については大人が読んでも納得させられる内容となっている。ウミウシとは何者なのかという疑問に対し、この本を読めばほとんどのことが理解できてしまう。ウミウシ図鑑として、またウミウシの撮影方法の見本として充分に見ごたえのある本となっている。


「魚眼海中散歩 湘南・三浦・相模湾ダイビング」
(講談社 2001年2月 1260円 現在在庫なし)
本書の概要
海を語るには日本のメッカとなつている湘南。しかし、海の中についてはほとんどしられていない。城ヶ島を皮切りに、葉山、逗子、江ノ島、熱海、網代、初島、大島と湘南・相模湾エリアを潜り歩きながら美しい水中写真でまとめたプチ写真集。関東大震災の際に沈んだ根府川駅、江戸城の石垣となるはずの石が沈んでいる逗子の話など、読み物としても湘南の海の魅力を存分に体感できる。残念ながら現在は印刷が止まっているが、リクエストが多く集まれば再び印刷開始されそうである。


「海釣り決定版」
(世界文化社 1998年4月 3360円 現在当方で3冊在庫のみ)
本書の概要
海釣りをこよなく愛する豊田が、3年かけて日本の北から南まで釣り歩き、釣ってすぐのサカナの色を表現した海の釣魚写真集。本人が釣り方から食べ方までを詳しく解説。また水中撮影によるサカナたちの行動が手にとるようにわかりやすくビジュアル展開している。各地の漁師さんから教えてもらった究極のレシピも数多く載せられていて、海釣りファンの多くを魅了した本である。残念ながら本書も印刷中止となっているが、リクエストが多く集まれば再び印刷開始されそうである。


「ダイビング上達クリニック」
(マリン企画 1994年8月 1500円 在庫分のみで新装版に移行)
本書の概要
ダイバーたちのバイブルとなった本。特にCカードを取得したはいいが、いざインストラクターの手から離れてしまうと不安ばかりが募るもの。中性浮力、潜降、フィンキックなどについて詳しく解説。またちょっしとしたトラブルの回避法なども解説されている。現在は新装版へ移行している。


「ダイビング上達クリニック2」
(マリン企画 1996年4月 1733円 在庫分のみで新装版に移行)
本書の概要
オープンウオーターのCカードから、アドバンスやレスキューといった上のランクのCカードを取得する際の参考書として、またダイブマスターやインストラクターといったプロフェッショナルになるためのレスキュー術について詳しく解説されている。残念ながら本書の内容は半減された形で新装版に移行。欲しい方は在庫あるのみということとなった。



「魚になめられてたまるか!」
(廣済堂出版 1994年11月 1500円 書店にて販売中)
本書の概要
釣りを海の中から考えるという新しい発想に基づいてまとめられた本。いまだに釣り人たちの間で読まれ続けている。


「釣り魚カラー図鑑」
(西東社・共著 1990年 1500円 書店にて販売中)
本書の概要
海、川、池、湖における釣りのターゲットを本間敏弘博士、故・西山徹氏と豊田の3名でまとめたもの。コンパクトであり、いまだに購読者も絶えない。

※雑誌の連載なども多数。



■主な写真展
1996年「海宇宙」
 銀座キヤノンサロン、名古屋キヤノンサロン、大阪梅田キヤノンサロン、福岡キヤノンサロン、札幌キヤノンサロン、各会場にて開催。
2000年「海宇宙U」
 銀座キヤノンサロン、名古屋キヤノンサロン、福岡キヤノンサロン、大阪梅田キヤノンサロン、札幌キヤノンサロン、各会場にて開催。
2003年「UnderwaterCosmos in FIJI」
 銀座キヤノンサロン、名古屋キヤノンサロン、福岡キヤノンサロン、大阪梅田キヤノンサロン、札幌キヤノンサロン、仙台キヤノンサロン各会場にて開催。

■水中撮影を担当した主なTVCM
サンプル画像をご覧いただくにはQuickTimePlayerが必要です。Win版、Mac版とも無料でダウンロードできます。ダウンロードする

1995年4月OA 愛知県信用保証協会
 ちょっと見てみる
 ちょっと見てみる2
1996年2月OA ダイワ「エスカトンZ」
 ちょっと見てみる
2003年11月OA ヤクルト「いたわり茶」
 ちょっと見てみる1
 ちょっと見てみる2
 ちょっと見てみる3
 ちょっと見てみる4
2003年12月OA ロッテ「キシリトールガム+2」
 ちょっと見てみる


2004年10月OA 日立「WOOO」

■水中撮影、監督、出演、その他を担当したビデオ作品
メジナが見たメジナ釣り  主婦と生活社 
 
メジナ釣りのコマセ効果  主婦と生活社 
 
村越正海のシーバス熱中塾  主婦と生活社 
 
海辺のドライブを3倍楽しむ釣り入門  ダイワ精工 
 
人気のルアー短期マスター法  ダイワ精工 
 
石垣尚男のテンカラ入門  釣りサンデー 
 
潮読みズバリ! 潮目の止め完全フカセ  釣りサンデー 
 
冴える二段ウキの沈め釣り  釣りサンデー 
 
喰わせのマキエ同調術  ダイワ精工  4600円(税込み)
 ダイワ精工HPにおいて販売中

尖鋭のハイテク石鯛釣り  ダイワ精工  5600円(税込み)
 ダイワ精工HPにおいて販売中

下関水族館(海響館)展示映像
 会場にて展示中

門司港関門海峡ミュージアム(ドラマシップ)展示映像
 会場にて展示中




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